冬の関節痛|かのう整形外科|東海市の整形外科

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冬の関節痛

🥶 冬の関節痛、なぜ起こる? セルフケアで乗り切ろう!

寒くなると、膝や指がジンジン…そんな経験はありませんか? 冬に増える関節の痛みの原因と、自宅でできる簡単セルフケアをご紹介します!

🚨 冬に関節が痛くなる3つの理由

冬の寒さが、関節の痛みを引き起こす「悪循環」を作ってしまいます。

原因

なぜ痛くなるの?

① 寒さでカチカチ!

寒いと血管が縮み、血の流れ(血行)が悪くなります。痛みを伝える物質が流れにくくなるため、痛みが増します。

② 筋肉が硬くなる

冷えた筋肉はゴムのように伸び縮みしにくくなります。これにより、関節の動きが悪くなり、特に朝にこわばりを強く感じやすくなります。

③ 動かなくなる

寒くて外出や運動を控えると、筋力が低下。関節を支える力が弱まり、負担が大きくなります。

🏠 いますぐできる!自宅で簡単セルフケア5選

薬に頼る前に、まずは「温める」「動かす」「栄養」の3つを意識したケアを試してみましょう。

1. 🔥 まずは徹底的に温める!

  • 入浴: 40℃くらいのぬるめのお湯に15分ほどゆっくり浸かりましょう。体の芯から温まり、血行が良くなります。
  • 部分温め: 湯たんぽ、使い捨てカイロ、温熱シートなどを痛む部分に直接当てて温めましょう。
  • 関節が腫れて熱っぽくなっている時は温めないでください。

2. 🤸 やさしく動かして血流アップ!

  • 膝: 椅子に座り、足をゆっくり曲げ伸ばしする「屈伸運動」を数回繰り返します。
  • 指: 手を握ったり開いたりする「グーパー運動」を、無理のない範囲でこまめに行いましょう。
  • ポイント: 温まった状態で、痛みのない範囲でゆっくり動かすのがコツです。

3. 🧤 保温グッズを味方につける!

  • サポーターや手袋: 膝や指専用の保温アイテムを日中だけでなく、寝る前にも着用して冷えを防ぎましょう。夜間の冷え込み対策は特に重要です。

4. 🍎 「関節に良い」食事を意識する!

  • 血行促進: ビタミンE(ナッツ類、カボチャなど)を摂り、血の流れをスムーズに。
  • 炎症対策: オメガ3脂肪酸(サバやイワシなどの青魚)は、関節の炎症を和らげる手助けになります。

5. ⚠️ 無理せず休む勇気も大切!

  • 痛みが強いときは、無理に動かさず、安静にすることが一番の薬です。

🏥 こんな症状は要注意!整形外科を受診しましょう

セルフケアは大切ですが、関節の痛みには「病気」が隠れていることもあります。特に以下のような症状が出た場合は、自己判断せずに、早めに整形外科を受診してください。

受診を検討すべき症状

考えられる状況(例)

痛みがどんどん強くなる

炎症がひどくなっている、他の病気の進行

腫れや熱を持っている

関節炎や感染症の疑い

安静にしていても痛い

炎症が強い、または軟骨などの損傷の可能性

急に動かせなくなった

半月板損傷など、関節の組織の急なトラブル

2週間以上痛みが続く

慢性的な関節の病気(変形性関節症、リウマチなど)

「たかが冷えのせい」と軽く見ず、「いつもと違う痛み」や「長引く痛み」は、専門医に相談して原因をはっきりさせることが、冬を元気に過ごすための第一歩です。


寒さに負けない健康の為にもお気軽に『かのう整形外科』にいらしてくださいね!